こんにちは、東京リポーターです。
皆さんのお住まいは羽田空港は近いですか?
近くなくとも、身近には感じるところですか?
実は羽田空港周辺のエリアは今後、ますますの発展が見込まれている今大注目のエリアなんです。
というのも羽田空港はLCC(格安航空会社)の発達による外国人観光客の増加や、2020年に国際線の発着枠が拡大するなど、周辺を取り巻く環境が大きく変化しているからです。
そんな羽田空港では現在、周辺の埋め立てによって発生した遊休地に、2つの大型プロジェクトが進行中です。(参考ワード:羽田空港沖合展開事業)
この2つのプロジェクトによって完成するエリアは「羽田イノベーションシティ」と「羽田エアポートガーデン」の2つです。
羽田イノベーションシティ
プロジェクト正式名称である羽田空港跡地第1ゾーン整備事業(第一期事業)は最先端企業やベンチャー企業のオフィス、展示施設、商業施設など文化交流発信機能を持った大型の複合施設。
羽田イノベーションシティは成田空港国際線の隣駅に直結しています。
羽田エアポートガーデン
プロジェクト正式名称である羽田空港跡地第2ゾーン整備事業(第二期事業)空港直結という立地条件を活かして大型商業施設と2つの大型ホテルが出来上がります。
羽田エアポートガーデンは国際線ターミナルと直結しています。
ということで、
プロジェクトは2つありますが今回の記事では、
オフィスと商業施設からなる羽田イノベーションシティを完全解説したいと思います。
ちなみに羽田空港周辺は今回で残された土地がほぼ無くなるため、
今回の2つのプロジェクトの終了をもって最後の大きな整備事業になります。
今回の情報は主に羽田イノベーションシティの『公式ホームページ』を参考にしていますので、
もし記事を読んで不明な点があればそちらでも確認することが出来ます。
羽田イノベーションシティとは?何があるの?
「羽田イノベーションシティ」は、天空橋駅と羽田空港に隣接する街区にオープン予定の一大プロジェクトで、その規模から【1つの街づくり】といっても過言ではありません。
羽田空港に隣接することでアクセスや利便性も良く、特に羽田空港を利用する多くの旅行者にとって重宝される新しいエリアになりそうです。
羽田空港は深夜発着便も多くあるので、深夜早朝に発着する便を利用する場合、街やホテルまでの移動に多くの人が悩んでいましたから、開業を心待ちにする人はとても多いと思います。

「HANEDA INNOVATION CITY」は商業・オフィスなどからなる大規模複合施設です。
グルメ、日本文化、ライブイベントといった体験をお届けする一方で、研究開発施設、先端医療研究センター、コンベンション施設なども整備されています。
それらが交わることで、この街だからこその過ごし方が生まれていきます。
完成図を見てもらうと、屋上が完全に緑化されている様子や、建物がきっちりと2列に並んでいる様子が確認できます。
この図を見る限りでも、空港から重い荷物を持って歩いてくるのは行けないこともないかもしれませんが、大変そうです。


運営会社やロゴマークの意味は?
運営会社は9つの企業が出資した合弁会社『羽田みらい開発株式会社』です。
羽田みらい開発は、鹿島建設、JR東日本(東日本旅客鉄道)、大和ハウス工業、東京モノレール、京急(京浜急行電鉄)、野村不動産パートナーズ、日本空港ビルデング、富士フイルム、空港施設が出資する企業

ちなみに本プロジェクトのロゴマークはこちらです。
「HANEDA」で「INNOVATION」を発信するとした頭文字に
「CITY」として発展させていくというプロジェクトに対する想いが込められており、
文字上部のロゴマークは漢字の「羽」をモチーフにしています。
開業日は?いつから入れるの?
羽田イノベーションシティの開業日は二回に別れています。
1回目の開業は2020年夏、2回目の開業は2022年の予定となっています。
最初の開業でエリア内施設の約3分の2ほどがオープンし、次の2022年には残りが開業するという流れとなっています。
アクセスは?どうやって行く?
京浜急行空港線と東京モノレールの停車駅である『天空橋駅』に隣接する街区にオープンします。
下の図を見てもらうと分かりやすいのですが、駅の裏手一面に広がるエリアなのでカーナビ住所で「天空橋駅」を入力してくれば迷うことなく到着できるようになっています。
電車では品川駅や横浜駅から15分以内の所要時間ですね。


開業前の周辺はどんなところ?
現在、エリアは建設が進む真っただ中の状態です。
下はグーグルアースですが、右側のフェンスの奥がちょうど羽田イノベーションシティが出来上がるエリアになっています。
少し進むと右手側に天空橋駅が現れますので、駅の裏手一面に広がる様子を確認できます。
羽田イノベーションシティ テナントや注目施設は?
羽田イノベーションシティエリア内は以下の様になっています。
当サイトの注目はイベントホールとモビリティセンターでしょうか。
イベントホールでは国内にいくつものホールを抱えるZeppが、モビリティセンターではこれから来る自動運転時代に備えた開発や実走を行う施設となります。
こう見ると何だか、日本版シリコンバレーのようですね!
※注意:本家シリコンバレーは行ったことがありません※
その他には「日本文化発信施設」「食文化発信施設」「アート&テクノロジーセンター」などの施設が展開する予定となっており、あとはオフィス系といったところでしょうか。
2Fのイノベーションコリドーは、要は廊下ですが、参考動画を見る限りは窓がなく、なかなか開放的な居心地の良い空間となりそうでした。

京急EXイン 羽田イノベーションシティ
新しく出来るホテルは京急EXインが運営します。
空港ホテル間の無料シャトルバスが運行されるので、大変便利ですね。
前項の案内図の「滞在施設」に入居するものと思われます。
部屋数は全259室(セミダブル217室、ダブル18室、ツイン・トリプル・ユニバーサル計24室)
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Zepp Haneda ‐ゼップはねだ‐(仮称)
3,000人規模という国内最大規模の「Zeppホール」です。
運営は株式会社Zeppホールネットワーク(本社:東京都港区、代表取締役:上原 昌)
品川や横浜からもアクセス抜群で、ホテルも近くに建設されているので、ライブハウスの立地としては優れているのではないでしょうか。
就職、アルバイトなどのお仕事求人情報
現在募集のある、羽田イノベーションシティに関する求人情報は以下で確認出来ます。
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