池袋と聞くと、いまだにIWGPを思い出してしまう、そんな人もいるかと思います。
あの当時から、社会は随分変わりました。
ですが、池袋駅周辺の景色だけは「何も変わっていない」
そう思う人もいるかと思います。
駅周辺には大型の商業施設が豊富にあり、ショッピングだけでなく観光地としての人気もあって、
23区の中でも、水族館 やプラネタリウムといった施設がある場所は多くありません。
それなのに何故・・・
そんな疑問も消し去るほどの大規模な開発が、駅前で進んでいるのはご存知でしょうか。
それが「池袋駅西口再開発事業」です。
2019年に完成した「グローバルリング」は、その序章に過ぎません。

今回のプロジェクトが完了すると、池袋がもっと、
家族での外出やデートで訪れたい街として、その魅力を存分に発揮することになりますよ!
池袋周辺では再開発が活況!

池袋では昨今、再開発計画が目白押しです。
特に駅周辺では、大規模なオフィスビルも建設されるので、移転を検討している企業にとっても要チェックなエリアです。
かつては漫画家が多く暮らした街として有名でしたが、アニメ文化が根付く街として現在でもその趣はありますよね。
東池袋五丁目地区、東池袋四丁目 2 番街区地区、 南池袋二丁目 C 地区、造幣局地区・・・
その他にも2020年に開業したハレザ池袋や豊島区新庁舎も、そんな池袋の魅力向上に一役買っているといえるでしょう。
その特徴的な外観は、池袋のイメージを強烈に植え付けるのに十分です。


また、JR東日本や東急電鉄では羽田空港と池袋駅をむすぶ直通電車を構想しているそうなので、
これがもし実現すれば交通利便性がさらに高まり、エリアとしての価値も大きく上がってくるように思います。
本プロジェクトの目玉

さて本題になりますが現在、池袋駅西口ですすむ「池袋駅⻄⼝地区市街地再開発」は、
区域内に3棟の高層ビルや駅前広場などを配置する計画となっています。
ちょうど現在の東武百貨店のある場所に高層棟の1棟が立つことになっているのですが
池袋西口の景色はこれまでほとんど代わり映えしていなかったと思いますので
今回の再開発で街は大きく変わることとなりそうです。
池袋駅は、 JR 山手線・埼京線・湘南新宿ライン、 東京メトロ丸ノ内線・有楽町線・副都心線、 西武池袋線、
東武東上線など、実に 8 路線が乗り入れていますので、
今回の再開発で沢山の潜在顧客を取り込める可能性があるんですよね。
ちなみに、池袋駅の平均の乗降人員は1日に約 250 万人!
新宿駅と渋谷駅に次ぐ一大ターミナル駅なんです。
駅周辺が、 オフィスビルや大規模百貨店などの商業施設が集積しており、 副都心として発展していますが
その反面、駅から離れると人の流れが一気に少なくなることが問題視されています。
そんな街だからこそ、今回の再開発では「人の流れを広範囲にする」ことが目的の1つとなっています。
とはいえ、まだ着工前なので、内容が変更する可能性があることには留意してください。
場所
本プロジェクトの正確な場所は、豊島区西池袋1丁目の、西口の目の前になります。(池袋駅西口地区)


これを見ても、今回の再開発は規模がかなり大きいことが分かりますね。
工事予定
本プロジェクトの工事はまだ始まっておりません。
着工は2023年を予定しています。
プロジェクト変革
2009年:池袋駅西口まちづくり協議会結成
2015年:池袋駅西口地区市街地再開発準備組合設立
2018年度:都市計画決定
2023年度:着工予定
区域面積:約5.3ha(組合街区約4.6ha、東武鉄道街区約1.3ha)
開発構想:高層ビル3棟、バスターミナルなど
事業協力者:三菱地所㈱・三菱地所レジデンス㈱

変わる池袋
と、いうことで、今後が期待できる池袋駅西口の再開発情報を、
現時点で分かっている情報をまとめてみました。
まだ工事が始まったら、折を見て足を運んでみたいと思います。